おっさんトモの、徒然日記

おっさんになった僕が、日常生活で感じていることや、身の回りの出来事、趣味のお話などをしていきます。

妄想癖

最近、別に自分は自分で言ってるほどおっさんじゃないよなぁと思っているおっさんトモです。体力は別として…

今日もクタクタの身体を引きずって帰ります。

最近、また音楽への気持ちが増えています。別に、バンドでどうこうしたいわけじゃなくて、ただ単純に音を出したい。
会社の若いのが、昨年からドラムを始めたらしく、オリジナル曲で何回かライブをやっているらしい。そんな話に引っ張られてるあたり、まだ未練タラタラなんだろうなぁ。

ドラムは信頼できる奴が一人いる。ベースの奴は全国飛び回ってるから無理だな。ベースとギターを一人ずつ。
4ピースバンドがいいな。
自分は歌ってもいいし、ギターだけでもいいな。

なんか、バンドって凄いんですよ。

僕は少しピアノ習ってたから、ステージの上で鍵盤の前に座る経験は何回かしたけど、あの時は全然楽しめなかったです。
学校の合唱の伴奏とか、それもまぁまぁ楽しかったけど、別に何かを表現するって感じじゃなかった気がします。正確に、間違えずに、みんなが歌いやすいように。

ギター抱えてマイクの前に立ってる時って、そんなのと全然違うんですよ。

ステージに出て行ってSEが消えるとすごく静かになって。
目の前の暗闇にいる顔がぼんやり見えて。
周りにはいつものメンバーがいて。
抱えるギターにしがみつくようにするととても安心できて。
一つ目の音を出すときは本当に緊張。
でも、その瞬間を過ぎると何も考えないで、ただ音に浸かる。
マイクに向かって声を出すと、聞きなれない自分の声がモニターから返ってくる。
マイクに唇を近づけるとピリピリ電気が走るのがわかる。
背中にはライトの熱がジリジリ伝わってくる。
曲の合間に水をたくさん飲むけどその瞬間に汗となって流れてくる。
ライブハウスの小さい空間がさらに小さく感じて、どんどん一体になっていく。
この時間が永遠に感じるけど、本当に一瞬で終わっていきます。

こんな昔の事をよく思い出して妄想してます。

自分は何かを期待してるのか、求めてるのでしょうかね。
もう一度、もう一度でいいから、ライブをやりたいなぁ。







そうそう、僕は曲の合間の喋り(MC)がめちゃくちゃ下手くそだったんですよ(笑)