横浜の知㐂多で鉄板焼き。

昨日は妻の誕生日。こんばんは、おっさんトモです。

昨夜は、横浜の知㐂多で鉄板焼きを食べました。鉄板焼きに今でも敷居の高さを感じるおっさんトモです（笑）

昔、大学時代に横浜高島屋でバイトをしていた時、九州から来ていた高菜屋さんのご家族に連れて行ってもらった事があります。

その時は知㐂多亭という、ルミネの上にあるお店に行きました。今はルミネのお店はないのですが、昔からある知㐂多の横浜西口店に行きました。場所は少しわかりにくい地下にあります。

行くと入り口には準備中の札が…店内は満席です。予約しといてよかったぁ。

鉄板焼きとは、シェフが目の前で鉄板で料理を作ってくれるお店です。知㐂多は、どちらかというとフレンチな印象のオサレなお店です。ちゃんとコースになっていて、目の前のシェフが細やかな気配りで料理を提供して下さいます。

ただ、このお店はお値段はそれ程バカ高くはなく、とても良心的なお値段です。

お店に入って待っていると、長嶋監督が来店している写真がありました。

やはりそれなりの方がいらっしゃるのだと、期待感が高まります。

通されたのは、シェフのまん前の席。少し緊張しますね（笑）

ビールを頼んで、オードブル。

ホタルイカ、筍、マグロ、ミートローフなど。味付けも繊細で美味しい。

サラダは揚げたての海老が乗ったシュリンプサラダ。結構しっかりした量です。トマトが美味しい。

ホタテのスープ。酸味を効かせたスープが、しみます。ホタテもいい味を出してる。

タイです。鯛です。

青ノリのソースがかかっています。身は柔らかくて、青ノリの優しいソースが甘みを引き立てます。

ビールは一気に飲んでしまいましたので、ワインを…

このワイン、すごく美味しかったです。タンニン感があるのに、滑らかですーっと入ってきます。

これはちょっと家でも飲みたい。

焼き野菜ですね。新玉ねぎの甘さが異常に際立った一皿です。新ジャガも、旨味が詰まってました。焼いたブロッコリーもホクホクで甘みが強かったなぁ。

そして、鉄板焼きといえば、なんといってもお肉です。100gです。こんくらいで良いのですよ、いいお肉というものは。

マスタード、にんにくチップ、藻塩、西洋ワサビ、そしてだし醤油と、大根おろし醤油が付いていたと思います。

画像は妻の国産牛フィレ肉。僕はサーロインにしました。

焼き方はお任せで。最高の焼き加減でしたよ。

特に、妻のフィレ肉は、口に含んでひと噛みすると、プリッとした肉が弾けて中から肉汁がじゅわっと広がります。

とても柔らかくて、最高に美味い。僕のサーロインは切り方が違って薄切りでした。こんなところも、お肉の種類によってベストに味わってもらおうという気遣いなのでしょう。

最初は普通のライスを頼んだのですが、目の前で他の人のを作っているのを見て、つい変更してもらったガーリックライスです。

鉄板焼き用のなんていうかわからない道具で器用にパラパラのガーリックライスを作っていました。

手際がものすごく良くて、あっという間にいい香りです。薄いおこげを作ってくれてそれが上に乗っています。これがまたとても香ばしい。醤油の少し焦がした香りとニンニクの香りがベストマッチですね。完全にしまります（笑）

実はこの時、味噌汁とお新香も出てくるのですが、それらがまた最高でした。

最後はデザート。バニラアイスにイチゴソースです。イチゴソースは、少し酸味のあるイチゴのシロップに丸ごとイチゴが入れてあって、バニラビーンズたっぷりのバニラアイスに添えられています。なんか、久しぶりにデザートらしいデザートを食べました。シンプルだけど、とてもうまかったですね。

といった感じで、あっという間（しっかり2時間）の夕食を堪能しました。シェフの方も、少し強面でしたがとてもいい方で、お話をしながら楽しむことが出来ました。気配りが物凄いです。

僕なんてエンドユーザーと直接顔をあわせることは無いですが（といっても周りにたくさんいるのですが）、鉄板焼き屋のシェフは、常にお客と対面してるんですよね。職人って、そういうのが苦手な人が多いですから、本当に脱帽です。もともとフレンチが出身だとおっしゃっていました。

そのシェフは、近々蒲田のお店に転勤になるそうです。機会があれば、蒲田のお店にも足を運んでみたいと思います。

とてもいい時間を過ごすことができました。

妻も、とても喜んでくれまして、上機嫌で帰りました。

知㐂多の方々に感謝です。

ご馳走様でした。