宮崎に想いを馳せて
しめなったか。
どうも、おっさんトモです。
今日は品川の塚田農場で宮崎飯です。
平日だというのにとても賑わった店内は、会話もままならないほど。でも、この活気が心地良いです。
横須賀にも、横須賀中央駅にじどっこ組合という店があります。
実は、僕の父親は宮崎です。ばあちゃんは宮崎に住んでます。
といっても、転勤族だった我が家では、ごくたまに宮崎に里帰りするくらい。でも、下手くそな宮崎弁は多少話せます(笑)
宮崎といって思い出すのは、冷汁です。
冷汁は、夏場によく食べました。ゴマをすって豆腐を潰し、出汁を入れ、適度に味噌をといて焼き魚や輪切りにしたキュウリを浮かべます。
熱々のご飯にかけて、かきこみます。猫まんまみたいな感じとでもいいましょうか。
今考えると、母親が冷汁をたくさん作っていたのは手抜きからか、はたまた伝授してくれた宮崎のばあちゃんに敬意を表してのことなのか、真相はわかりません。
ご存知の方も多いかもしれませんが、九州はいりこ出汁です。カツオに比べると多少癖が強いです。いりこってのは、煮干しですね。頭とはらわたをとって、我が家ではよく出汁にして食べていました。
あとは丸餅ですか。関東で餅といえば、鏡餅以外切り餅です。サトウの切り餅ももちろん四角です。
九州では丸餅で、大福のような形の餅です。正月になると、九州から丸餅と、鏡餅サイズの大小の餅と、ポンカンと切り干し大根が大量に送られてきました。
日向夏もよく送られてきて、たくさん食べていたのを覚えています。
日向夏は、薄く皮をむいて果実の周りの白い綿のような部分も一緒に食べます。普通の夏ミカンだと苦いここの部分が甘いのです。
あと、お寿司といえば混ぜ寿司。にぎり寿司ではなくて、ちらし寿司のような五目寿司です。お祝いではよくこのお寿司と、瓶ビールが並んでいましたね。
今日はお酒は「旭萬年黒麹」。芋の香りは芳醇ですが、焼酎特有の刺激がほとんどなく、後味はマイルド。とても美味しい。
冒頭の写真のじどっこたたきネギまみれと調子に乗ってポテトサラダとチキン南蛮を食べたらお腹いっぱいになってしまいました。美味しかった。
ちなみにお通しはキュウリとキャベツをツボに入った味噌で頂きます。これがまた美味しい。キュウリは多分普通のキュウリですが。
〆は醤油アイス。写真は撮り損ねましたが、キャラメルのような風味で、全く違和感ありません。
また来よう。横須賀中央のじどっこ組合も、また行きたいな。
この系列のお店、帰りにお通しの味噌をお土産でくれます。帰っても少しの楽しみを味わいながら、宮崎に想いを馳せてみましょうか。
なかなか良い晩御飯でした(^ ^)