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おっさんトモの、徒然日記

おっさんになった僕が、日常生活で感じていることや、身の回りの出来事、趣味のお話などをしていきます。

技術者のつまらない話

今日はなんか調子が悪いので、早めに切り上げてきました。

風邪かなぁ。寝不足かなぁ。

少し熱っぽくて怠いんですよね。

今の会社に入社した時、僕は毎日燃えていて、モノづくりの現場にいることにワクワクしてました。

まぁ、そんな中、3年も経つと、なかなか仕事に対してワクワクを感じることも少なくなります。

ただ、やはり、技術的な仕事をしているという実感は常にあります。
特に解析という仕事は、理論をきちんと理解していないと、正しい計算をしているのか、現象とどんなところに乖離があって誤差はどのくらいなのかなどが判らず、出てきた解に対して考察を与えることができません。
ですから、僕の3年はずっと勉強を続けているようなものです。

基本的な理論から、解析ソフトの特性、実際の現象の理解、解析解を利用した改善の検討など、学ばなければならない事は多岐に渡ります。
そのくせ教えてくれる人がいないので(笑)、自分でどんどん勉強していくしかありません。

最初は大学でやっていたような簡単な事しか理解できていなかったのが、急速に視野が広がっていくのが実感できます。

うちには実験の部署もあるのですが、実験と話す機会も多々あります。
実験の方々は、どちらかというと現場主義で、理論的なことを攻めるというより、経験論が優先されます。それ故、我々のような理屈屋が実験に対して正しい結果を得るためのアドバイスを入れることもあります。
実験結果というのは、最終的には正として扱われますが、正しい方法で行った上で正しい考察をしなければ正しい結果とは言えません。

なんか、不思議です。

大学での基礎教育があったとはいえねぇ、3年前まで素人同然だった自分のところに、今は設計や実験からアドバイスを求める声が多く来ます。

ちなみに大学でも流体解析を使った研究をしてました。卒研の評価は学部でトップでした。成績は優秀というわけではなかったんですが(笑)

今とても強く感じるのが、やはり技術的な事に携わる我々一人一人のスキルで、出来上がる製品の質も左右されるということです。
当然ながら企業としての会社はどんどん効率化を推進して、効率的に同じ品質を世の中に出していく事を行います。
我々もそれに乗っかれば、別に勉強などしなくてもモノは作れます。
しかし、モノの質を決めるのは我々の技術力で、それは我々の個人個人のスキルの上に成り立っています。

設計がモノを作る上で、効率的に物事を考えるためのツールがたくさんあるのですが、やはりそれを使うにもそれなりの知識がないと使えません。ある現象を解き明かす時に、フォーカスする範囲をきっちり分けて、その中で考えられるだけの要素をきちんと整理してまとめられなければ、いくらツールに当てはめても正しい考察はできないのです。正しい考察をせずに適当に作られた製品が世の中にはゴロゴロしてますね。まぁ、それも経済の一つの側面ですが。

設計が正しい判断をできる材料を提供するのが、我々解析者の仕事なのです。

なんてね。