靴の補修に挑戦!
年末年始の多額の出費に喘いでおります、どうも、おっさんトモです。
長期休暇の間には、普段できないことをします。今回はその一つのご紹介です。
僕が大事に履いているダナーのポストマンブーツですが、いい感じになってきました。
まだ一年ですが、しっかり履いています。
さて、ずっとこればかり履いているので、少し問題が出てきています。
そう、カカトの片減りです。
この靴はソールに発泡ポリウレタンを使用していますが、表層のゴムの部分がもはや無く、雨の日などにはスポンジ部分がすごく滑ります。何回転びそうになったことか。
本当は、ビブラムソールに換装してやろうと思ってたのですが、この金欠の折、一万円以上修理にかけるのにはちと辛い状況です。
そこで、もっと格安にできるところで補修で済ませることにしました。
用意したのはこれ。
お湯で硬化させるタイプの補修剤です。
ゴムタイプですね。
そして、減った部分があまりに多かった為、体積を稼ぐ目的で中に忍ばせたのがこれ。ウレタン樹脂製で、本来はカカトに接着して釘で固定するものです。
ただ、これだけで使用する場合は、減った部分がこの部品よりも小さい時にしか使えません。また、加工も大変です。
中に入れれば、全てゴムに比べて芯のような役割を果たしてくれるのではないかとの期待もあります。
どちらもホームセンターで数百円で購入できるものです。合わせても千円と少し。これは安上がりです。
さて、補修は意外に簡単でした。
付属の粗いヤスリで減っている部分を荒らします。これは、ゴムときちんと密着する為に必要な工程です。
ちょっと置いてみました。やっぱり、これでは全然足りません。
補修剤のパッケージを適当に切り、カカトに貼り付けて、補修剤を流し込みます。上の写真では、既にウレタン樹脂の部品は埋め込んであります。
少し足りなかったかなぁ。
そして、これをお湯につける(笑)
ソールがスポンジなのを忘れていて、革が少し蒸されてしまいました(笑)
少し待つと簡単に硬化します。
パッケージで作ったガイドを剥がすと上の写真のようになりました。それなりに綺麗ですが、気泡が入ってしまいました。ウレタン樹脂のパーツを埋め込んだ際に入ったみたいです。
底は汚いのですが(ゴムを流し込んだ状態)使用に問題はないのでそのまま使用します。
とりあえず、カカトは付きました(笑)
少し履いてみての感想なのですが、こんな安い補修でも、意外にとても良くなりました。カカトが減っていて安定感が悪かったのも改善され、何より滑らなくなりました。靴にとって安心して一歩が進められるという事は必須な機能ですよね。
剛性感もそれなりにあり、踏ん張っても全然問題ありません。取れそうな感じもありませんし、しっかりソールと一体になってくれています。
これで、また暫くは耐えられそうです。まぁ、次に替える時は、ソール交換ですね。
ビブラムソールを夢見てもっと穿き込むぞー!